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『コーヒーについてぼくと詩が語ること』

¥2,420 税込

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15世紀にイスラームの地で生まれたコーヒー飲用の文化から、21世紀現在のコーヒーの新潮流までを、著者が親しんできた古今東西の書物から読み解き、縦横無尽に語り尽くします。巻末には約50頁にわたる注釈とコーヒーの基礎知識及び参考文献付き。コーヒーやカフェの仕事に携わる人には、いつもと異なる視点からコーヒーを眺める機会となることでしょう。コーヒーを愛するすべての人に、コーヒーがいつもよりちょっと味わい深くなる一冊です。

■著者プロフィール
小山伸二(おやま・しんじ)
1958年鹿児島県生まれ。東京都立大学法学部卒。食の総合出版社、株式会社柴田書店を経て、1988年より辻調理師専門学校に勤務。現在は食文化の授業を担当。
立教大学 観光学部兼任講師、日本コーヒー文化学会常任理事、食生活ジャーナリストの会副代表幹事。
書肆梓代表。詩人としても活動している。詩集『さかまく髪のライオンになって』(書肆梓)、
『きみの砦から世界は』(思潮社)ほか。


■書 名: 『コーヒーについてぼくと詩が語ること』
      What We Talk About When We Talk About Coffee
■著 者: 小山伸二
■定 価: 本体2,200円 +税
■判 型: 四六判 328頁
■ISBN : ISBN978-4-910260-00-6 C0095
■発売日: 2020年9月1日(火)
 
<目次>
コーヒーを愛する未知のあなたへ

第1章 旅するコーヒー
1 はじめに、あるいは道草から始まる物語
2  ニコのコーヒーをめぐる冒険
3 眠りたくない夜のために
4 「カフェ的」なるものの誕生
イスタンブールの「コーヒーの家」・パリの初期カフェ
5  日本でのコーヒー文化の進化
西欧化と日本のコーヒー受容・日本独自のハンド・ドリップ文化
6  手のひらの時代のコーヒー

第2章 ソクラテスのカフェ
1 哲学カフェ
2 詩とコーヒー
3 スーフィーのコーヒー
4 移動と変容
5 ふたたび、戦争
6 戦争と映画
7 最後のコーヒー

第3章 コーヒー文化論一九六八/二○一八
1 明治維新から
2 学生たちの「反乱」
3 食の総合出版社のこと
4 コーヒーをめぐる書籍
5 コーヒーの雑誌『blend』
6 異彩を放った著者
7 二十一世紀のコーヒー文化
8 新しい雑誌の登場

第4章 「詩とコーヒー」試論
1 禁酒法の国のコーヒー 
アラビア・フランス・イタリア・ウィーン・イギリス・アメリカ
2 ユーカーズにおける「コーヒーの詩」
3 朝に一杯のコーヒーを
4 コーヒーは詩を響かせるか

コーヒー基礎知識・注釈・参考文献一覧・本書に登場した映画

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